「家が狭いから、福祉用具を置くスペースがない」と諦めてしまう方もいますが、実際には、コンパクトサイズの商品や、折りたたみ・可動式の用具を活用することで、多くの場合、限られたスペースでも必要な福祉用具を導入することができます。
この記事では、スペースが限られる住まいで福祉用具を選ぶ際の考え方を整理します。部屋ごとの具体的な確認ポイントについては、関連記事のトイレで福祉用具を使うときの確認ポイントや、浴室で福祉用具を使うときの確認ポイントのガイドもあわせてご覧ください。
狭い住まいでの用具選びは、標準的な選び方に加えて、サイズや収納のしやすさという視点が特に重要になります。この記事では、そうした視点を中心に整理します。
この記事の内容は2026年7月時点の制度にもとづいています。制度は今後も見直される可能性があるため、最新情報は厚生労働省の公式情報でも確認してください。
特にワンルームや1LDKなど居室面積が限られる住まいでは、車いすやベッドをそのまま置くだけで生活動線がふさがってしまうことも珍しくありません。しかし、用具のサイズや形状を工夫し、配置の順序を考えることで、生活のしやすさを大きく損なわずに導入できるケースは多くあります。焦って大きな用具を一度に揃えるのではなく、まず生活の中で最も困っている場面を洗い出し、そこから逆算して必要な用具を絞り込む視点が大切です。
この記事を読み終えたあと、まずは自宅のどこに用具を置くか、実際に歩いて確認してみることをおすすめします。

