フレイル(虚弱)は、加齢に伴って心身の活力が低下し、健康な状態と要介護状態の中間にあるとされる状態を指します。筋力の低下、活動量の減少、疲れやすさなどが特徴で、早めに気づいて対策することで、要介護状態への進行を遅らせたり、健康な状態に戻したりできる可能性があるとされています。
この段階では、要介護度としては要支援1・2程度、あるいは要介護認定を受けていない場合も多くあります。介護保険の福祉用具の中には、この段階の方にとって、生活範囲を保ちながら活動性を維持するために役立つものがあります。
この記事では、フレイルの段階で検討したい福祉用具の考え方を整理します。具体的な用具の選び方は、関連記事の杖の種類と選び方や、歩行器を選ぶときの確認ポイントのガイドもあわせてご覧ください。
この記事の内容は2026年7月時点の制度にもとづいています。制度は今後も見直される可能性があるため、最新情報は厚生労働省の公式情報でも確認してください。
フレイルは、身体的な側面だけでなく、社会的なつながりの減少や、心理的な意欲の低下とも関連しているとされています。単に「体力が落ちた」というだけでなく、生活全体を見渡した視点での対応が求められます。困ったときは一人で悩まず、身近な専門職や地域の窓口に相談してみてください。
次の節から、具体的な検討ポイントを見ていきましょう。
遠慮は不要です。
この記事が、その一歩を踏み出すきっかけになれば幸いです。
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